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ホンダジェットは「内装の洗練度が違う」(藤野社長)

ホンダジェットは「内装の洗練度が違う」(藤野社長)

藤野氏とホンダジェット

「飛行機と自動車の技術は違う。そのまま使えるものはあまりない」と話すのは、ホンダの米航空機子会社で小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」の開発者でもある藤野道格社長。

 それでも「内装の設計ツールは使えた」といい、車メーカーならではのノウハウを航空機開発に生かした。車は開発サイクルが速く何回も設計をやり直すことができた。

 「内装の洗練度は(他社と)違う」と自信満々。ホンダジェットが昨年末に納入を始め、航空機事業が始動した。自動車メーカーならでは強みを生かし事業を軌道に乗せたいところ。

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日刊工業新聞 2016年2月9日自動車面コラム「ナビゲーター」より
日刊工業新聞記者
日刊工業新聞記者
 ホンダジェットといえば、エンジンが主翼の上に置いた外観が特徴です。が、生みの親である藤野氏に言わせれば内装も洗練されているとのこと。  鉄道網が発達する日本でビジネスジェットは「贅沢品」のイメージがどうしてもぬぐいきれません。ただ、いつか日本の空にも、ビジネスジェットが飛び回る日が来てほしいと思います。

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