20トン電動ショベルなど展示、コマツが国際建機見本市で示したいこと
コマツは3月14日から米ラスベガスで開かれる国際建設機械見本市「CONEXPO」に、マイクロミニショベル「PC01」や3トンクラスと20トンクラス(写真)の電動ショベル、電動ホイールローダーなど電動建機を多数出展する。2022年10月に独ミュンヘンで開かれた国際建機見本市「bauma2022」に続く電動建機出展で、開発と品ぞろえ拡充が進んでいることを内外に示す。
電動ショベルと並んで、二酸化炭素(CO2)排出削減効果が見込める30トンクラスのハイブリッドショベルも出展する。ハイブリッドショベルは半自動化できる後付けキットも併せて紹介する予定で、情報通信技術(ICT)に対応した建機の使い勝手を訴求する。
電動建機の充電インフラに関連して、バッテリーチャージャーやバッテリーバンクといった蓄電池系機器も出展する考え。カーボンニュートラル(温室効果ガス排出量実質ゼロ)の実現に向けて取り組む姿勢をアピールする。
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日刊工業新聞 2023年02月23日