航空産業の"メッカ"中部に東京の熱処理会社が進出

  • 0
  • 0
企業立地協定締結式に臨む長谷川社長㊥
 金属技研(東京都中野区、長谷川数彦社長、03・5365・3050)は、航空機部品製造を強化するため、岐阜県土岐市に工場を建設する。航空機産業の集積地である中部地区に進出し、顧客の大手重工メーカーとの連携強化が狙い。投資額は約32億円で、8月に着工、2017年6月に製造を始める。これにより現在は年間約12億8000万円の宇宙・航空分野の売上高を、25年度をめどに45億円に引き上げる。

 同社の国内工場はこれで8カ所目。新工場の敷地面積は3万4857平方メートル、延べ床面積は7355平方メートル。航空機関連部品の熱処理、超塑性成形、熱間成形加工を行う。新たに20人を製造スタッフとして現地採用する。既存の滋賀工場から一部生産能力を移し、新工場で20年度に約6億円の売上高を見込む。

 金属技研は金属部品の熱処理を軸に、ロウ付け、HIP処理、表面改質処理などの特殊工程の受託加工から機械加工、解析まで一貫して行う。77年に航空機部品の熱処理事業に参入した。15年2月期の売上高は約96億円で、そのうち宇宙・航空分野が13%を占める。

日刊工業新聞2016年2月8日付 機械・ロボット・航空機面

COMMENT

金属技研は最近、航空機のエンジン部品の整備・修理(MRO)事業にも参入しています。航空機産業にかける意気込みの強さを感じます。

関連する記事はこちら

特集