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車両接近を振動で警告。クラリオンがシート搭載の新型スピーカー

完成車メーカーへ提案
 クラリオンはシートに搭載して、接近車両などを振動で警告できる新型スピーカーを開発した。同社独自の音響信号処理や設計技術により、1台で振動と音の両方を出せることが特徴。高齢者や聴覚に懸念のある人、業務車両向けの安全運転技術として、完成車メーカーへ提案を始めた。スピーカーの設置場所が従来のドア内側から変わることで、内装設計の自由度を高められる利点もある。

 車両へのセンサー類の搭載増加に伴い、運転の邪魔をせずに検知した情報を伝える手段として音声と振動の利用が検討されている。振動にはモーターを使うことが一般的だが、クラリオンはモーターを使わずスピーカーで音と振動の両方を出すことで、部品点数の少なさや設計自由度の高さなどを訴求する。
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2016年2月9日 自動車面
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
強烈な悪臭を出すというのはどうだろう。

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