トヨタ系部品メーカーが「社用車管理DX」後押し
東海理化が管理サービス拡充
東海理化は社用車の管理サービスを拡充する。住友商事北海道(札幌市中央区)と販売代理店契約を締結したほか、車両の稼働状況を見える化する新機能を追加する。サービスの提供体制や機能を強化し、社用車管理のデジタル変革(DX)を後押しする。
社用車管理を効率化するサービス「フリーキー社用車予約」の販売で、住友商事北海道と代理店契約を結んだ。北海道でサービスの拡販につなげる。両社は地域活性化に向けた施策でも協業する。
サービスの利用者増加を見据え、機能のアップデートも随時実施している。今回は利用者の要望を取り入れ、車両の稼働状況を見える化する機能を追加。解錠や施錠の記録から実際の稼働を判定できるようにした。日常点検項目のカスタマイズ機能を設けるなど利便性も高めた。
フリーキー社用車予約は、車両の予約からアルコールチェックなどの記入、ドアの施錠・解錠まで社用車の利用をスマートフォンで完結できるのが特徴。クラウドで管理するため担当部門の業務負担の軽減につながる。
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日刊工業新聞 2022年12月21日