直径1.3メートル超、「世界最大」の軽量断熱材が開発された!
ティエムファクトリ(東京都港区、倉田真弥社長)は、エアロゲルで直径1・3メートル超の大判モノリス作製に成功した。透光性のある軽量の断熱材であるエアロゲルとしては「世界最大」(ティエムファクトリ)という。
同社のエアロゲルは「SUFA」の名称。シート状のエポキシ樹脂を原料にした多孔体であるモノリスを大判のプレート状に、常圧乾燥で仕上げた。厚みは約1・5センチメートルで、直径は約131センチメートル。
SUFAは透光性があり、軽量の断熱材であるため、窓や壁面など広い面で使いたいという要望を受けて開発した。
日刊工業新聞 2022年12月09日