クラフトビールは「代官山」から。キリンが若者に魅力発信

代官山のミニブルワリー店舗はカップルに人気だ
 キリンビールは東京・代官山のミニブルワリーやブルワリー子会社を通じて、クラフトビール事業を拡大する。ミニブルワリーで2015年は計13種のクラフトビールを発売したが16年は3倍強の40種に拡大、体験イベントや他のブルワリーとのコラボ企画なども強化する。ビール愛好家や若者向けに、参加型コミュニティーも立ち上げる。ビール総消費が伸び悩む中、個性的な味が売りのクラフトビールは若者層を中心に伸びており、ビール離れを食い止める。

 ブルワリー子会社、スプリングバレーブルワリー(東京都渋谷区)は、16年のクラフトビール市場は14年の2倍に増えると予測。年代別では20代、30代の若者層の人気が男女とも高く、先行きに期待が持てるとしている。この層を中心に、情報発信を積極拡大。期間限定商品や季節商品、果物や地域農産物を使ったビールなど従来の常識にとらわれない商品を続々開発。店舗で提供、情報発信して若者層のビールへの関心を高める。

 「ビール離れを防ぐには、メーカーが自ら努力して情報発信しなければならない。クラフトビール人気を切り口に、ビール全体の底上げにつなげたい」(キリンホールディングス磯崎功典社長)と、クラフト他社との協業もさまざまな形で展開していく考えだ。

 キリンビールは14年10月、クラフトビール企業のヤッホー・ブルーイング(長野県軽井沢町)に資本参加。滋賀工場で同社ブランドビールの生産を行っているほか、コンビニエンスストア向けに「グランドキリン」商品を販売している。

2016年2月4日 建設・エネルギー・生活

COMMENT

明豊
デジタルメディア局
局長

もう代官山には「若者」のイメージはあまりないのだが・・。しかもサッポロの本拠の恵比寿にも隣接しているし。磯崎さんにはキリン復活を期待したいのだが・・。

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