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貼り剝し自由自在、接着剤なしで吸い付くステッカーの仕組み

貼り剝し自由自在、接着剤なしで吸い付くステッカーの仕組み

接着剤なしで簡単に貼り剝がしできる吸着ステッカー

関西工機整備(兵庫県尼崎市、板井聡一郎社長)は、簡単に貼り剝がしできる吸着ステッカー(写真)を発売した。接着剤は用いず、吸着面が非常に細かい吸盤形状になっているため、剝がしても糊の残りやベタつきがない。駅や商業施設など屋内工事での注意喚起、セールやイベントの案内など期間限定の用途を見込む。価格はデザインや大きさ、ロット数で異なる。

同ステッカーは平面であれば素材は問わない。アスファルトや壁紙など凹凸があるものへの吸着は適さない。吸着面のホコリや油分を布で拭き取った後、裏のフィルムを剝がしながらヘラなどで空気を押し出して圧着する。貼る作業の請け負いも可能。

デジタルプリント後に表面の印字面にラミネート加工を施してあり、1-2年間使える。裏の吸着面はシートメーカーに生産を委託している。デザインは自由に設計でき、1枚から注文可能。

日刊工業新聞 2022年11月24日

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