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全国15カ所目、「水上太陽光発電」の二つのメリット

太陽グリーンエナジー、奈良・葛城市に開所
全国15カ所目、「水上太陽光発電」の二つのメリット

西室池水上太陽光発電所(奈良県葛城市)

太陽グリーンエナジー(埼玉県嵐山町、谷口直樹社長)は、奈良県葛城市に水上太陽光発電所を開所した。発電規模は619・2キロワットで、発電量は初年度約76万3000キロワット時。太陽光パネルは温度が上昇すると発電量が減少するが、水上設置であれば水面の冷却効果でパネルの温度上昇を抑えられる。このため陸上設置型に比べて発電効率が良く、水面への日射をさえぎることでアオコの発生抑制も期待できる。

同社の水上太陽光発電所は15カ所目で、15カ所を合わせた年間の想定発電量は一般家庭8534世帯分(約2600万キロワット時)となる。

日刊工業新聞 2022年11月18日

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