中小×デザイナーで新製品開発!東京ビジネスデザインアワード
最優秀は遠心式撹拌器
東京都は2015年度「東京ビジネスデザインアワード」の最優秀賞に、IPMS(港区)とアートディレクターの小関隆一氏(写真右)が提案した「遠心力を活かした撹拌ツール」を選定した。IPMSが開発した羽根がないのに撹拌できる電源不要の遠心式撹拌技術を料理用ブレンダーなどに応用した。表彰式で小関氏は「1、2年後にどう化けるか分からないポテンシャルがある。より一層がんばりたい」と抱負を述べた。
同アワードは都内中小企業の技術や特殊素材を活用してデザイナーが製品開発を提案し、ビジネス展開を目指すプロジェクト。優秀賞には佐藤油脂工業(荒川区)のワックス成形技術を活用したサワノエミ氏の「天然素材を使用した多機能ワックス」、八欧産業(杉並区)の高精細レーザープリント技術を使った三浦慎也氏らの「高輝度反射材を使ったファッションリメイクブランド」を選んだ。
同アワードは都内中小企業の技術や特殊素材を活用してデザイナーが製品開発を提案し、ビジネス展開を目指すプロジェクト。優秀賞には佐藤油脂工業(荒川区)のワックス成形技術を活用したサワノエミ氏の「天然素材を使用した多機能ワックス」、八欧産業(杉並区)の高精細レーザープリント技術を使った三浦慎也氏らの「高輝度反射材を使ったファッションリメイクブランド」を選んだ。
日刊工業新聞2016年1月29日 中小企業・地域経済2面