JAXA、3年後に日本初の月面着陸へ!

無人探査機「SLIM(スリム)」、3年後めど打ち上げ

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無人着陸機「スリム」イメージ(JAXA提供)
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は20日、日本で初めて月面への着陸を目指す無人小型探査機「SLIM(スリム)」を2018年度にも打ち上げる計画を明らかにした。無人機の月着陸は旧ソ連、米国、中国に続くもの。目標地点に誤差100メートル程度と高精度で降り立つ世界初の「ピンポイント着陸」に挑む。文部科学省は関連経費として16年度予算の概算要求に盛り込む見通し。

 同日開いた文科省の有識者会議などで、JAXAが計画を示した。スリムは月面の地形画像や位置を推測しながら航行し、誘導制御を自動化する技術などを搭載する。開発費は打ち上げ費用を含めて100億―150億円。小型固体燃料ロケット「イプシロン」で打ち上げる。

 JAXAは、月面の環境や資源を利用できるかについて調査する。この結果を踏まえて、火星探査への足がかりとなる月への有人活動の可能性を探る。

 日本は07年に月周回探査機「かぐや」で月を詳しく観測した。スリムはかぐやが見つけた直径60メートル程度の縦穴の中への着陸を視野に入れている。この縦穴は将来の有人探査での基地となる可能性もある。

日刊工業新聞 2015年04月21日 科学技術・大学面

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月面着陸とは夢のある話! 世界初という「ピンポイント着陸」のメカニズムが気になるところですね。

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