太陽光ある限り、どこでも水素!東芝と川崎市が実証開始

2015年度上期中に外販へ。「すでに40―50件以上の問い合わせ」

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実証開始のセレモニー(左が田中社長)
 東芝と川崎市は20日、同市川崎区の臨海部で、水と再生可能エネルギーで無尽蔵に水素をつくり出す実証システムを設置し稼働したと発表した。同日、東芝の田中久雄社長(写真左)はセレモニーに出席し「二酸化炭素(CO2)フリーの究極のエコエネルギーソリューションだ」と語った。
 実証システムは「川崎市港湾振興会館(川崎マリエン)」に設置。太陽光パネル、水を電気分解して水素を製造する装置、燃料電池、蓄電池で構成する。パネルで発電した電気を用い、電解装置を稼働させて水素を製造しタンクに貯蔵。燃料電池に水素を送って発電し、排熱で給湯もできる。2015年度上期中に外販を始め、50機の販売目標を掲げる。「すでに40―50件以上の問い合わせがある。今後はもっと増えるのではないか」と田中社長は期待を込めた。

日刊工業新聞2015年04月21日 電機・電子部品・情報・通信面

COMMENT

松木喬
編集局第二産業部
編集委員

太陽光と水があれば水素がつくれ、必要なときに発電ができます。太陽光と水から水素を製造する装置はホンダなどがさいたま市に設置しています。東芝製は発電のための燃料電池を備え、移動ができます。14年秋に開発を発表していました。販売目標50台は思った以上に多いと思いました。市場からの関心が高いからでしょう。

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