18日から3年ぶりのリアル開催「シーテック」、カーボンニュートラル技術など目玉展示多く
10月18日から千葉・幕張メッセで開催されるソサエティ5.0の総合展示会「シーテック」。3年ぶりのリアル開催で、来場者も出展者も期待が高い。2000年代は薄型テレビなどコンシューマエレクロニクスと電子部品の2本柱だったが、近年はサイバーフィジカルシステムズ(CPS)を軸に据え、単なる商談会ではなく、新しい技術の発見や人と人とのつながりを創り出す場となっている。
目玉となる展示は、時代を反映しカーボンニュートラルを実現する発電・蓄電デバイス、次世代モーター、非接触時代に有用な空中表示ディスプレーやデバイス、ローカル5G、量子コンピューターなどすぐに実用化できるソリューションから近未来の技術まで多種多様だ。スタートアップからも意欲的な出展が多い。共創エリアのパートナーズパークのテーマは「デジタル田園都市」。
この2年間はオンラインでの開催を余儀なくされた。一方でカンファレンスなどではオンラインなどの利便性が発揮され、今回はシーテックが始まって初のリアルとオンラインの同時開催となる。コロナ禍の中で社会の変化へ産業界の構造変化が進み、展示会のあり方も変わり始めた。リアルとオンラインで提供できる価値は違い、それぞれの特徴を生かし、進化した「シーテック」が見られそうだ。
ウェビナー「シーテックアナザーストーリー」開催
シーテックのプライムメディアパートナーのニュースイッチでは、出展者の技術や製品を深掘りするウェビナー「シーテックアナザーストリー」を10月13日(木)14時から配信します。来場予定の方、残念ながら来場が難しい方にもビジネス発見の場を提供します。
聴講は無料。聴講者特典として過去に有料で開催したウェビナー「ニュースイッチラボ」のアーカイブを無料公開します。
●「全固体電池入門」(技術解説編、自動車業界編)
●「製造業AI導入のカギ」
●「どうなる半導体不足ー最前線の経営者とトップアナリストが解説」
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