シャープが投入、大型センサー搭載「5G対応スマホ」の性能
シャープは26日、同社従来機比約66%大型化したイメージセンサーの搭載などで暗い場所で撮る被写体の質感をクリアに表現できる第5世代通信(5G)対応スマートフォン「AQUOS sense7=写真」を開発し、11月上旬以降にNTTドコモから発売すると発表した。スマホユーザーの9割以上が写真をスマホで撮るトレンドに対応し、カメラ機能を飛躍的に上げつつ省エネ性能や持ちやすいサイズを実現した。価格は未定。
オートフォーカス(AF)速度を同約2倍に高め、素早く高精度にピントが合うため、撮りたい瞬間を逃さない。フル充電で最大23時間の動画再生ができる大容量の電池を搭載した。またAQUOSシリーズで初めてマスクをしたまま顔認証機能が使え、他人を本人と誤認識してしまう確率の他人受け入れ率は0・002%未満という。
スマホで動画再生を楽しみたいユーザー向けの「AQUOS sense7 plus」を秋以降、ソフトバンクから発売することも明らかにした。
日刊工業新聞2022年9月27日