油圧ショベルは需要落ち込むが…日立建機が中国・上海に新会社の狙い

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新設の統括会社は現地代理店が担当していた鉱山機械も扱う(イメージ)

日立建機は、資本移動に伴い中国での事業体制を見直す。中国における販売サービス統括会社「日立建機販売(中国)」を上海市内に100%出資で資本金2億元(約39億円)でこのほど設立。11月1日に業務を始める。同統括会社は油圧ショベルとミニショベルに加え、現地代理店が担当していた鉱山機械も扱うようにし、幅広い品ぞろえを武器に売り上げ拡大を目指す。

日立製作所が8月に日立建機の株式約51%のうち26・0%を日本産業パートナーズと伊藤忠商事に売却し、資本構成が変化したことに伴う措置となる。

これまで中国事業では上海市に販売サービス会社の日立建機(上海)があり、出資比率は日立建機54・4%、日立製作所の中国法人25・0%、その他20・6%だった。統括会社立ち上がり後も、部品倉庫の管理業務は日立建機(上海)に残す。日立建機(上海)の従業員は約230人おり、大部分が新設の統括会社へ移る見通しだ。新会社設立に伴う費用については精査中。

日立建機は中国で22年度(23年3月期)に売上高301億円を見込んでおり、連結売上高に占める比率は3%。油圧ショベル、ミニショベルについては中国市場全体の需要落ち込みに加えて低価格競争も激しいが、鉱山機械は石炭関係の復調を背景に底堅いとみられる。


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日刊工業新聞2022年9月21日

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日立建機

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