遠隔地対話に臨場感、空間接続サービスで生かすソニーGの技術力

  • 0
  • 2
大型ディスプレーを利用し、等身大に近い画像を通じて自然なコミュニケーションを取れる「窓」(右がMUSVIの阪井CEO)

MUSVI(ムスビ、東京都品川区、阪井祐介最高経営責任者〈CEO〉)は20日、ディスプレーを使った遠隔コミュニケーションシステム「窓」による、空間接続ソリューション事業を始めたと発表した。55インチサイズの画面とカメラやマイクを組み合わせた端末を遠隔地にそれぞれ配置し、等身大に近い画像を通じて自然なコミュニケーションを取れる。実証などで約50件の導入事例があるが、同日からMUSVIとして製品提供を始めた。

ソニーグループの技術を利用して、対話相手の存在を身近に感じられる画像や双方向の同時発話を実現しており、既存のビデオ通話システムよりも臨場感のある自然なコミュニケーションが可能になる。

2カ所を結ぶ場合の初期導入費用は数百万円で、1カ所当たり数万円の月額費用が別途かかる。導入用途に応じてシステム構成やディスプレーの大きさなどを変更できる。オフィスや医療・介護、窓口相談などの用途に向けて展開する。

「窓」はソニーグループ出身の阪井社長が20年以上にわたって開発してきた。1月にMUSVIを設立し、7月28日にソニーグループ、セーフィー(東京都品川区)、SREホールディングス(同港区)から出資を受けた。調達額や出資比率は明らかにしていないが、ソニーグループとセーフィーの持ち分法適用会社となっている。ソニーグループとは技術開発で、セーフィーとSREとは販売で協力していく。


【関連記事】<考察・東芝>「日本の総合電機は日立と三菱電機の2社になる」

日刊工業新聞2022年9月21日

キーワード
ソニー

関連する記事はこちら

特集

このサイトでは、アクセス状況の把握や広告配信などのためにクッキー(Cookie)を使用しています。オプトアウトを含むクッキーの設定や使用の詳細についてはプライバシーポリシーページをご覧ください。

閉じる