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国内最大のベンチャーアワード、最終ノミネート14名が決定!

「JVA2016」 2月10日に表彰式
国内最大のベンチャーアワード、最終ノミネート14名が決定!

JVAウェブページから

 今年も国内最大のベンチャーの祭典が迫ってきた。独立行政法人中小企業基盤整備機構(高田坦史理事長)主催の起業家表彰制度「Japan Venture Awards(ジャパンベンチャーアウォード)(略称:JVA)」の最終ノミネート者14名が決定した。

 2000年の開始以来、15回目を迎える「JVA2016」の受賞者は累計241名に上り、歴代受賞者には、今やバイオベンチャーの旗手として期待されるユーグレナの出雲充社長(JVA2012の経済産業大臣賞)やマーケットエンタープライズの小林泰士社長など上場組を筆頭にそうそうたる顔ぶれが並ぶ。

 2月10日(水曜)に行われる表彰式(虎ノ門ヒルズフォーラム)で、最終ノミネート者の中から経済産業大臣賞、中小企業庁長官賞など各賞の受賞者が決定する。

 138名の応募者の中から選ばれた今年度の最終ノミネート者は、国内外で競争できる技術やサービスを有し、それを活かして事業展開しているものばかり。

 表彰式当日は、起業家、投資家、支援者なども参加できる無料のベンチャーイベントも同時開催する。イベントの詳細及び参加申し込み方法は特別サイトまで。

 《最終エントリー14名は以下の通り》
 
 (会社名)      (創業者・代表者)※順不同    
●カディンチェ株式会社    青木崇行氏         
実写系バーチャルリアリティコンテンツであるパノラマ動画を利活用するウェブサービス、スマートフォンアプリ、ライブストリーミングシステムの開発・運用・販売を展開

●有限会社佐賀ダンボール商会 石川慶蔵氏
世界初、オンリーワンの有田焼シリーズを8分野(万華鏡、万年筆、ボールペン、オルゴール、腕時計、ミュゼグラスなど)で開発し、世界に販売

●inQs株式会社        伊藤朋子氏
世界初の高純度Sio2を用いた光発電素子を開発、遮熱と発電の特性をもった無色透明な光発電素子を、新しい電力(弱電)として提供

●株式会社遠藤商事・Holdings.遠藤優介氏
窯焼きピッツァを世界最速の1枚90秒で焼けるシステムを開発。職人技をシステム化し、高品質で低価格の革新的サービスにより、日本初の本格窯焼きピッツァをチェーン展開

●株式会社農業総合研究所   及川智正氏
全国の生産者及び農産物直売所と提携し、顔が見える新鮮な野菜果物をインショップ形式の農産物直売所で販売するシステムを都市部のスーパーマーケットに提供

●株式会社DG TAKANO      高野雅彰氏
卓越した金属切削加工技術により、節水効果と洗浄効果の両方を実現する脈動式節水洗浄ノズル「バブル90」をはじめとした水洗関連製品の開発・製造・販売を展開

●株式会社アイオイ・システム 多田潔氏
スマートフォンからの微弱な給電で、データのリード/ライト、電子ペーパーの表示書き換えができるスマートタグを開発、物流現場の省力化に大きく貢献

●バリューマネジメント株式会社 他力野淳氏
ホテルや歴史的に価値ある文化財などの歴史的建造物をアニバーサリーレストラン、アニバーサリーパーティ、宿泊施設として再生、地域資産を活用した地方創生モデル

●HEROZ株式会社         林隆弘氏
「驚きを心に」をコンセプトとして、「将棋ウォーズ」など、人工知能(AI)を活用したモバイルアプリの研究開発並びに金融・ヘルスケア等他領域への応用研究を展開

●FSテクニカル株式会社     藤田正吾氏
経年劣化などによって落下の恐れがあるビル外壁の剥離を防止する新技術「FST工法」を開発、数々の特許を保有し、免許制で全国に展開し、フランチャイズ化を実現

●クオンタムバイオシステムズ株式会社 本藏俊彦氏
「早く」「安く」「正確に」遺伝子解析を行える日本発の1分子DNA・RNAシークエンサーの開発、実用化を目指す、大阪大学発のベンチャー企業

●八面六臂株式会社       松田雅也氏
築地市場などの中央卸売市場だけでなく、全国の産地市場や生産者からの仕入れを組み合わせ、多彩な水産物、青果、精肉、酒類をインターネットを用いて飲食店に販売

●株式会社TBM          山﨑敦義氏
石灰石を主原料とする、紙やプラスチックに代る新素材LIMEXの製造、販売を展開、パイロットプラントを宮城県白石市に、量産工場を宮城県多賀城市に建設

●マイクロ波化学株式会社    吉野巌氏
エネルギー効率が高い電子レンジに使われているマイクロ波を用い、「省エネルギー」・「高効率」・「コンパクト」なものづくりを実現する大阪大学発のベンチャー企業




      
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役ブランドコミュニケーション担当
知っている顔もいるが、全国にはまだまだ優良ベンチャーが多いことが分かる。

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