凸版印刷が「MI」活用拡大、研究員600人に教育

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凸版印刷公式サイトより

凸版印刷は人工知能(AI)などを用いて新素材の開発を効率化するマテリアルズインフォマティクス(MI)の活用を広げる。数年以内に「総合研究所」の全研究員にMIを教育する。対象人数は約600人。コロナ禍で研究開発活動に物理的・時間的制約が生じる中、同手法の活用範囲を広げ、研究効率を高める。

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2022年度は材料開発に従事する研究員に対し、解析を実行するための環境整備やデータ解析技術向上に向けた研修を実施する。

総合研究所は凸版印刷の各事業内容に対応する応用研究や基盤研究、次世代の新技術確立に向けた研究開発を行う組織。20年度から約30人体制でMIの活用を推進してきた。

今後、外部の専門家を招いた研修を実施するほか、研究所内で先行してMIに取り組むデータ解析専門部隊によるフォローを実施。研究員の解析技術を底上げする。事業部に所属する開発担当にも取り組みを広げていく。

凸版印刷は半導体用フォトマスク(回路の原版)やパッケージなど多様な事業を展開する。従来、既存の素材の組み合わせを工夫することで、新商材や新規事業の開発に取り組んできた。環境配慮など社会課題解決に一段と貢献する上でも、MIの活用が重要性を増すと判断した。

日刊工業新聞2022年9月2日

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