スズキがインドで定礎式、EV電池・4輪新工場が担う役割
インドで開催
スズキはインドで電気自動車(EV)向けの車載用電池工場と4輪車の新工場の定礎式を開いた。
スズキは、2025年にハリヤナ州に約1100億ルピー(約1870億円)を投じ、4輪車の新工場を稼働する。生産能力は初年度25万台で、将来的に100万台まで引き上げる方針だ。EV関連では約1044億ルピー(約1774億円)を投じ、25年にグジャラート工場(グジャラート州)にEV生産ラインを立ち上げ、26年には同工場の隣接地にEV向けの車載用電池工場を稼働する予定。
インドはスズキの主力市場。経済成長を続けるインドでEVを含め生産能力を増強し、市場競争力を高める。 インド・グジャラート州ガンディナガルで、スズキのインド事業40周年記念式典で、インドのモディ首相ら列席の下、行われた。スズキからは鈴木修相談役、鈴木俊宏社長らが出席した。
また、スズキ100%出資のR&Dセンターを設立したことを明らかにした。インド国内だけでなく、グローバルに向けて研究開発力を強化する。
日刊工業新聞2022年8月30日