クラウドサービス新興、ザシードキャピタルから2000万円調達
ITエンジニアのクラウドソーシングサービスを手がけるResource(リソース、東京都練馬区)は、ベンチャーキャピタル(VC)のザシードキャピタル(東京都渋谷区)を引受先とする第三者割当増資で2000万円を調達した。調達資金は利用企業の拡大に使う。
同社が展開する「ISSUE」は一つのタスクからエンジニアへ仕事を発注できるサービス。利用企業は同サービス上での取引実績やレビューからエンジニアの実力を把握できる。利用企業からの発注単価がエンジニアの実力に見合わないといった、ミスマッチの解消を目指す。2023年中に月間の利用金額を2000万円まで伸ばす。現在、約1600人のエンジニアが登録している。
クラウドソーシングサービスは働き方改革などを追い風に拡大している。クラウドワークスなど先行するプレイヤーも多いが、寒河江京我代表は「エンジニアの実力把握などで信頼性を高め、差別化したい」と話す。
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