名称は「ZDX」、ホンダ「アキュラ」初EVの特徴は?
2024年に北米で発売
ホンダは、2024年に北米で発売予定の高級車ブランド「アキュラ」初の電気自動車(EV)の名称を「ZDX(ズィーディーエックス)」に決めた。アキュラZDXは米ゼネラル・モーターズ(GM)と共同開発した中大型スポーツ多目的車(SUV)で、GMの電池「アルティウム」を搭載している。
スポーティーモデル「タイプS」も設定する。26年には、ホンダが開発したプラットフォーム「e:アーキテクチャー」を用いたアキュラブランドのEVを投入予定だ。
アキュラZDXの発売に先立ち、アキュラブランドEVのデザインの方向性を示す「アキュラ・プレシジョンEVコンセプト」を米国で公開した。流麗で力強い形状が特徴。フロントグリルには発光ダイオード(LED)を用い、シャープな形状のデイタイムランニングライト(昼間走行灯)や独特の抽象的なパターンを前後に配した。バイオマスレザーを用いるなど環境にも配慮した。
ホンダとGMは24年初頭に、北米でEVの量販モデル第1弾となる中大型SUV「プロローグ」も発売する。
日韓工業新聞2022年8月22日