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東芝・富士通・VAIO、パソコン統合固まる。持ち株会社方式で

 東芝富士通、ソニーのパソコン事業を分社化したVAIO(バイオ、長野県安曇野市)が、パソコン事業の統合に向け、持ち株会社を設立する方向で協議していることが20日までに明らかになった。持ち株会社の傘下に、それぞれのパソコン事業会社を置く形が有力だ。3月までの基本合意を目指す。”オールジャパン体制“で、パソコン市場での起死回生を図る。
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日刊工業新聞2016年1月21日1面
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
これからオールジャパンが続々誕生します。パソコンはBツーBが一定需要あるので、生産拠点の統合や販売のローコストオペレーションができれば生き残ってはいけるでしょう。問題は持ち株会社の経営権をファンドが握ることになれば、どこかで出口戦略が必要になり、将来、海外メーカーと統合ということもありえる。

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