前年割れ続く新車販売、それでも増加した日産・スズキをけん引した車種

7月は前年比7.4%減

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日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が発表した7月の新車販売台数は、前年同月比7・4%減の34万9335台と13カ月連続の前年割れだった。半導体をはじめとする部品・部材の供給不足や新型コロナウイルス感染拡大によって、メーカー各社が工場の生産調整を余儀なくされたことが影響した。

登録車は同13・4%減の21万4134台と、11カ月連続で前年同月を割り込んだ。7月単体では1968年の統計開始以降、下から2番目だった。半導体不足や中国・上海のロックダウン(都市封鎖)が大きく響き、「ロックダウン解除後も影響が残っている」(自販連)という。

軽自動車は同3・8%増の13万5201台と14カ月ぶりに増加に転じた。乗用車が10万1434台で同4・8%増、貨物車も3万3767台で同0・7%増と上向いた。

メーカー別では日産自動車が同62・8%増、スズキが同10・0%増と前年実績を上回った。車種別ではスズキの「ワゴンR」が2021年9月に新型車を投入した効果が継続。日産の「ルークス」、ホンダ「N―BOX」も好調を維持した。

8月以降の見通しについて全軽自協は「半導体不足の継続や新型コロナが拡大していることから、まだ回復局面とは言えない」と認識。自販連も「新型コロナがいつ頃収束するか分からないので、引き続き先が見通せない状況が続く」と話す。

日刊工業新聞2022年8月2日

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