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トヨタ、4月からクルマづくりの組織を抜本見直し。「地域別」から「車台」ごとに

 トヨタ自動車は4月に自動車事業を現在の地域別から車両サイズ別に分ける組織改革を実施する方針を固めた。先進国の「第1トヨタ」、新興国の「第2トヨタ」と地域軸で分けているビジネスユニット(BU)を見直し、プラットホーム(車台)ごとの商品軸でくくる方針。開発から生産、販売まで一貫して責任を持つ体制を目指す。年間の世界販売台数1000万台超の水準で持続的な成長を実現するため、ビジネスモデルの変革に挑む。
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日刊工業新聞2016年1月18日1面 
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
1000万台時代の組織へいよいよ動き出すということか。おそらくこれが完成形ではなく、その都度見直されていくだろう。例えば14年から「チームK」と呼ぶチームでは、セダン「カムリ」や同「アバロン」など同じ「Kプラットホーム」を使う車種の開発、調達、生産を一気通貫で担当する取り組みが始まっている。今回の組織改革はそれを発展させたものになるのか。

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