シェア伸ばす外国メーカー車、上期登録台数で過去最高だった3ブランドとは?
日本自動車輸入組合(JAIA)が6日発表した2022年上期(1―6月)の外国メーカー車の輸入車登録台数は、前年同期比14・7%減の11万6408台で、半期としては2期連続の減少となった。一方、登録車全体の台数が落ち込む中で外国メーカー車は台数を保ち、シェアは上半期として過去最高の9・1%だった。
ブランド別ではメルセデス・ベンツが上半期として8年連続で首位を維持した。ポルシェ、アバルト、フェラーリは上半期台数の過去最高を更新。1000万円以上の価格帯が同5・5%増とけん引しているほか「電気自動車(EV)もシェア拡大に貢献した」(JAIA)。
6月単月の外国メーカー車の輸入車登録台数は前年同月比22・8%減の2万3807台と、10カ月連続のマイナスで着地した。
日刊工業新聞2022年7月7日