三井物産 アジアで小型航空機売り込み
三井物産は13日、米国の小型航空機メーカーであるクエスト・エアクラフト(アイダホ州)の株式12・5%を約12億円で1月中に取得すると発表した。三井物産の販売網を生かしてアジアを中心に小型航空機の需要を取り込み、3年後に販売台数を年間50機(2015年実績は32機)に高める。
クエストの親会社で不動産や建設事業を手がけるせとうちホールディングス(せとうちHD、広島県尾道市)と、このほどクエストの第三者割当増資の引き受けで合意した。
クエストは10人乗り単発プロペラ機「KODIAK100=写真」を製造・販売し、15年2月にせとうちHDの傘下に入った。KODIAK100は優れた燃費や動力性能に加え、水上離着陸機能などが評価され、07年の発売開始から累計150機以上を販売した。
小型航空機は高速移動が可能で利便性が高く、欧米に加えて日本を含むアジアでも富裕層や観光事業者から需要増加が見込まれる。
クエストの親会社で不動産や建設事業を手がけるせとうちホールディングス(せとうちHD、広島県尾道市)と、このほどクエストの第三者割当増資の引き受けで合意した。
クエストは10人乗り単発プロペラ機「KODIAK100=写真」を製造・販売し、15年2月にせとうちHDの傘下に入った。KODIAK100は優れた燃費や動力性能に加え、水上離着陸機能などが評価され、07年の発売開始から累計150機以上を販売した。
小型航空機は高速移動が可能で利便性が高く、欧米に加えて日本を含むアジアでも富裕層や観光事業者から需要増加が見込まれる。
日刊工業新聞2016年1月14日