ANA「787」の商業運航が10万フライト到達

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シアトルで10万フライトを迎えたANAの787
 ボーイングは現地時間1月11日、全日本空輸(ANA)の787による商業運航が10万フライトに達したと発表した。シアトル・タコマ空港では記念式典が開かれた。ANAは787のローンチカスタマーで、2004年4月26日に50機の購入を決定。2009年12月15日に787-8の飛行試験初号機(ZA001)が初飛行に成功した。

 2011年8月29日に国土交通省航空局(JCAB)から日本の型式証明も取得し、9月25日にANAへ量産初号機(登録番号JA801A)が引き渡された。当初は2008年の北京五輪前の納入が予定されていたが、開発遅延やトラブルにより大幅に遅れた。

 ANAによる世界初の787の商業フライトは、2011年10月26日の成田発香港行きチャーター便のNH7871便。定期便は国内線が2011年11月1日の羽田発岡山行きNH651便、国際線は2012年1月14日の羽田発北京行きNH1255便だった。

 その後、2013年1月16日に山口宇部発羽田行きNH692便でバッテリートラブルが発生。高松空港へ緊急着陸した。新しいバッテリーシステムに換装後、同年5月26日の臨時便、札幌発羽田行きNH1404便で運航を再開し、同年6月1日からは定期便に再投入した。

 ANAは2014年に入り、787-9の同社向け初号機となる国内線仕様機を7月に受領し、8月7日に就航。国際線仕様機は2015年7月に初号機を受領し、同年5月5日から運航を開始した。2015年3月には、787では最大サイズとなる超長胴型の787-10を国内線用機材として3機発注している。

 2015年12月末時点でANAが発注済みの787は、787-8が36機、787-9が44機、787-10が3機。このうち受領済みの機体は787-8は35機、787-9が9機となっている。

COMMENT

吉川忠行
Aviation Wire
編集長

ANAのボーイング787が10万フライト達成。2011年の就航から商業運航のみの換算です。標準型の787-8をANAは36機発注していますが、すでに残り1機の受領で全機揃います。今後は長胴型の787-9の納入が続いていきます。

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