オールプラスチック製の自転車が誕生、軽量で錆びずメンテナンス不要

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再生プラを含め全面的にプラスチックを採用した街乗り自転車「イグス:バイク プラットフォーム」

独イグス(ノルトライン・ヴェストファーレン州)は、樹脂製可動部品についての技術とノウハウを生かし、車体が全プラスチック製の街乗り用自転車を自転車スタートアップ、蘭MTRLと共同開発した。「イグス:バイク プラットフォーム」の名称で、フレームからベアリング、歯付きベルトまでプラスチック製。プラゴミ削減のためリサイクル材を利用したモデルもある。

5月30日に独ハノーバーで開幕した産業技術見本市「ハノーバーメッセ」で発表した。MTRLでは年内に子ども向け、大人向けのモデルの製造・販売を開始。ドイツでは2023年初めに発売の見通しという。価格は新品材を使った大人向けが1200ユーロ(約16万5000円)、再生プラのモデルは200ユーロ増しとしている。

再生プラの利用を進める以外に、軽量で錆びず、メンテナンスも潤滑油も不要という特徴がある。イグスではこのモデルをプラットフォームとして世界の自転車メーカーにプラ製バイクへの事業参画を促し、市場を広げる方針。さらにパートナーのMTRLは、世界のプラゴミ廃棄場の近くに再生部品の工場を設置する構想も打ち出している。

日刊工業新聞2022年6月1日

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