トヨタとイオン東北が世界初の実用化、「FCV移動販売車」が福島を走る

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FCVの移動販売車と(左から)辻雅信イオン東北社長と双葉町・浪江町の町長ら

福島県の双葉町と浪江町、イオン東北(秋田市)、トヨタ自動車の4者は、燃料電池車(FCV)を活用した移動販売事業で基本協定を締結した。イオン東北が事業主体となり、トヨタの「グランエース」(FCV仕様)による移動販売を6月10日に始める。FCVによる移動販売車の実用化は世界初という。

2011年の福島原発事故で帰還困難区域に設けられた「特定復興再生拠点区域」での避難指示解除を念頭に、買い物が困難な町民の支援や行政サービスの向上につなげる。両町の要望を踏まえ、脱炭素社会の実現や持続可能な街づくりへの貢献も狙いに、イオン東北とトヨタがFCV販売車を実用化した。

販売車はトヨタの量販FCV「ミライ」に比べ約25%多い最大6・6キログラムの水素を貯蔵でき、災害時には9キロワットの電力供給が可能。移動販売は双葉町2カ所、浪江町8カ所で週5日営業する。食料品や日用品など最大500品目を販売し、冷蔵庫や冷凍庫、温蔵庫も備える。

日刊工業新聞2022年6月1日

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