炎症性腸疾患患者の“見えない壁”を取り除こう、新プロジェクトが発足

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協力店舗はステッカーを貼り出す

炎症性腸疾患(IBD)患者の“見えない壁”を取り除こう―。アッヴィ合同会社(東京都港区、ジェームス・フェリシアーノ社長)は、IBDに対する正しい理解を広める「I know IBDプロジェクト」を発足した。賛同した協力企業・店舗は店内にステッカーを貼り、患者にトイレを貸し出す。社会全体でIBDの理解向上に取り組む。

5月19日は「世界IBDデー」。日本では国民の約9割が同疾患を認知していないとされる。こうしたIBDへの低い認知度や誤解により、就学や就労、人間関係など患者を取り巻く「見えない壁」が存在している。

一方、武田薬品工業は食の多様性の実現を掲げ、IBD患者向けレシピ「IBDream めし」を公開。肉料理や揚げ物など五つのジャンルにおいて、おなかに優しくおいしいメニューを医療系学生とともに考えた。

IBDは大腸や小腸など消化管に炎症が起こり、将来的な腫瘍発現リスクもある疾患。国内の推計患者数は約29万人と指定難病の中で最も多い。下痢や腹痛が主な症状で周囲に気付かれにくく、トイレの回数の増加や、食事の制限など日常生活にも影響を及ぼす。

日刊工業新聞2022年5月19日

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