国内シェア7割、BYDが投入する新型「EVバス」の性能
ビーワイディージャパン(BYDジャパン、横浜市神奈川区)は、小型電気自動車(EV)バス「J6=イメージ」と大型EVバス「K8」を国内で発売する。親会社の中国BYD製の新型バッテリーを搭載し、航続距離を従来型より約1割伸ばした。2023年末に納車を始める。
J6は航続距離が約220キロメートルで充電時間は約2・5時間、K8は航続距離が約270キロメートルで充電時間は約6・5時間とした。
同社は15年に日本でEVバスを発売。小型から大型まで60台以上を販売し、国内EVバスのシェアは約7割に上るという。30年までに累計4000台の販売を目指す。
10日開いた説明会で花田晋作副社長は「電池や半導体などの調達力が他のメーカーよりも高いことが強み」と優位性を強調した。
日刊工業新聞2022年5月11日