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【トップ30一覧】半導体不足で前年割れ相次ぐ新車販売、トップ守ったホンダ車は?

【トップ30一覧】半導体不足で前年割れ相次ぐ新車販売、トップ守ったホンダ車は?

ホンダ「N―BOX」は累計300万台以上売り上げる人気車種

日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が発表した4月の車名別新車販売は、ホンダの軽自動車「N―BOX」が前年同月比7・7%減の1万5450台となったものの、4カ月連続で首位を確保した。2021年度の国内新車販売台数で1位の同車種が人気を保っている。

2位はトヨタ自動車の小型車「ルーミー」で、同8・7%減の1万1108台。登録車の順位では初の1位となった。トヨタの小型車「ヤリス」は同49・7%減の1万45台。3月に2位だったが3位に後退した。20年8月発売の小型スポーツ多目的車(SUV)「ヤリスクロス」は4075台を販売した。

続く4位もトヨタの「カローラ」シリーズ。21年9月に発売したSUV「カローラクロス」が3217台とけん引した。5位には日産自動車の小型ハイブリッド車(HV)「ノート」が入った。

半導体不足などが響き、登録車と軽を合わせた上位30位のうち、19車種が前年同月の実績を割り込んだ。1万台を超えたのは上位3車種のみだった。

日刊工業新聞2022年5月11日

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