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日産、「ノート」にEV。電池は初の外部調達

追浜工場で9月から生産
日産、「ノート」にEV。電池は初の外部調達

現行ノート

 日産自動車は今秋にも主力小型車「ノート」に、新たな駆動方式を採用した電気自動車(EV)仕様を追加し、日本で発売する。生産は追浜工場(神奈川県横須賀市)で行う。基幹部品の駆動用電池はパナソニック製を採用、EV用としては初めて外部調達する。現行ノートはガソリン車仕様のみだった。それにEVの航続距離の短さをエンジンで補う「レンジエクステンダー(航続距離延長装置)付きEV」を追加する。同方式を採用した量産乗用車の国内投入は国産車メーカーとして初とみられる。
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日刊工業新聞2016年1月8日1面
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役ブランドコミュニケーション担当
現行ノートは九州工場(福岡県苅田町)で生産しているが、EV追加に合わせて、全量を追浜工場に移管する計画。追浜工場(神奈川県横須賀市)の稼働率向上、基幹部品である電池調達の最適化、国内の小型車販売の建て直しという3つの課題のテコ入れになるか。

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