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絶好調の半導体装置、世界販売が初の1000億ドル超え

半導体業界の国際団体SEMIは13日(米国時間12日)、2021年の半導体製造装置の世界販売額が前年比44%増の1026億ドル(約12兆9000億円)だったと発表した。20年の過去最高額を更新し、初めて1000億ドルを上回った。半導体の供給不足を背景に、大手各社が生産能力の拡張を急いでいる。

ウエハーに回路を形成する前工程の装置は同22%増、チップに切り分け、電極と接続し、樹脂で封止する後工程の装置は同87%増だった。テスト装置の販売も同30%伸びた。

地域別でみると、中国が同58%増の296億ドル(約3兆7000億円)で、昨年に続き最大市場となった。韓国は同55%増、台湾は同45%伸びたほか、20年に市場が縮小した北米も同17%増と2年ぶりにプラス成長に転じた。


日刊工業新聞2022年4月14日

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