小林鋲螺、ネットで資金公募-自転車防犯グッズを注文生産

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お知らせテントウくん
 小林鋲螺(埼玉県草加市、小林和好社長、048・935・1791)は、防犯ブザーの付いた自転車用テールライト「お知らせテントウくん」を4日に発売する。自転車が垂直状態から60度以上傾くと音を発する。ネットを通じた資金公募(クラウドファンディング)サイト「Makuake」で注文を受け付ける。価格は5000円(消費税込み)。購入者が代金を出資してから生産する。販売目標は100個。

 クラウドファンディングサイトには約50日間出品し、製造資金を集める。注文が目標の100個に満たない場合も、出資者には商品を届ける。2016年3月上旬の配送を予定する。好評ならホームセンターなどでの販売も検討する。

 同製品は単4電池2本で動き、自転車の後部に取り付ける。後方車からの視認性をよくするために、スイッチを入れれば、発光ダイオード(LED)が常時点滅する。傾斜状態が3秒続くと、音が出る。

 同社はソーシャルネットワーキングサービス(SNS)サイトの「フェイスブック」で安全・安心に寄与する製品づくりに取り組むコミュニティー「セキュア」のメンバー。同社が、小澤紙工(東京都台東区)など他の3社と共同開発した。

(2015年11月2日 中小企業・地域経済)

COMMENT

宮里秀司
編集局経済部
編集委員

中小製造業が、クラウドファンディングでユーザーから直接資金を募ってモノづくりをしようという試みです。価格は約4000円で今年3月に発売予定です。こういった取り組みが広まれば、リスクを抑えた商品展開が進むことが期待されます。本紙掲載後、民放某局の経済番組で紹介されました。続報にも注目です。

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