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竹炭と日本茶で野菜の鮮度を長持ち!

炭化(佐賀市)が製造販売する「タンカフレッシュ」
 炭化(佐賀市、入江康雄社長、0952・51・8811)が製造販売する青果物鮮度保持剤「タンカフレッシュ=写真」が人気だ。2015年1月に発売し、累計約18万個を売り上げた。

 青果物から出て変質の原因となるエチレンガスやアンモニアを吸収する。冷蔵庫の野菜室に置くと野菜や果物が従来より2倍程度長持ちするという。原材料は放置竹林を活用した竹炭と佐賀県の特産品「嬉野茶」を主成分とする日本茶。1個100円(消費税抜き)という価格も受けており、事業者だけでなく一般家庭からの注文も多い。

 入江社長は「他社の鮮度保持剤と比較して、安全性とコストの両面で優れている」と、自信をのぞかせる。需要増に応えるための設備投資を行う考えで、月10万個程度の量産体制を敷く計画だ。(佐賀)
日刊工業新聞2016年1月5日 中小企業・地域経済1面
三苫能徳
三苫能徳 Mitoma Takanori 西部支社 記者
ユニークな社名ですが、「タンカフレッシュ」という製品名も必殺技みたいで効きそうです。

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