訪日客に“検疫フリー”イチゴお届け!福岡のイチゴ観光農園で取組み

ツーリズム協会、「おみやげ農産物植物検疫受検円滑化支援事業」の一環

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 ジャパンショッピングツーリズム協会は農林水産省が進める「おみやげ農産物植物検疫受検円滑化支援事業」の一環で、福岡県八女地区のイチゴ観光農園で訪日観光客が購入したイチゴなどの輸出植物検疫をスムーズにする取り組みを始めた。

 観光農園などの店頭に輸出検疫申請書を設置し、販売事業者が訪日観光客に申請書記入サポートを行うほか、販売事業者や旅行業者が輸出検査の検疫を代行。訪日観光客の帰国日に合わせて検疫済みイチゴを空港まで届ける。

 訪日観光客に観光移動中の荷物負担や検疫手続きの手間を省いて旅行をやりやすくし、空港売店でなく現地の農園で、みやげ用などの販売増加につなげる狙い。ツーリズム協会が同事業の取り組みを行うのは、夏に北海道のメロンを対象にした取り組みに次ぎ2度目になる。

 訪日観光客は3泊4日や1週間などのツアー日程で全国各地を回ることが多い。母国へのみやげ品は空港売店で買うか、家電製品など保存が利く商品が多いので農産物が主体の地方の店や観光農園は売り上げ増につながらない。農水省は「観光客に手ぶら、検疫フリーをPRしてみやげ購入増加が図れる。北海道、福岡以外の地域にも拡大したい」としている。

日刊工業新聞2016年1月4日 建設・エネルギー・生活面

COMMENT

昆梓紗
デジタルメディア局
記者・編集者

農水産物の輸出量は増加していますが、日本に来て実際に味わった新鮮な農作物をお土産にしたいというニーズに応えるよい取組みだと思います。日本のイチゴは海外で一粒1,000円を超える高値で販売されているとか。

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