ノウハウで新事業も、「健康経営」推進するNEXCO中日本サービス社長の展望

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手首に着けた計測機器で健康状態を把握する(イメージ)

NEXCO中日本サービス(名古屋市中区、青山忠司社長)は、従業員の健康増進を経営課題として取り扱う「健康経営」を推進する。手首に着けるタイプの計測機器を使用し、健康データを収集する取り組みを始めた。総務企画や人材派遣、不動産など各事業から計10人程度で機器を検証。今後、有用性を確認しながら、他の社員に順次使用を拡大する予定。社員の意欲やエンゲージメント(愛着心)を高め、事業の成長につなげる。

2021年12月から22年1月まで実施した検証では、歩数や脈拍、活動量といった体の機能維持や、睡眠状態、ストレス量など生活の質の改善を図る情報を24時間収集。その上で改善ポイントなどがリポートされた。現在、有用性の確認作業をしている。

NEXCO中日本サービスは、中日本高速道路(NEXCO中日本)利用者から道路交通情報などの問い合わせに対応するコールセンター、サービスエリアでの施設案内(コンシェルジュ)、人材派遣、高速道路の用地取得・管理といった不動産事業を手がける。

社員約1000人のうち7割超を女性が占める。21年度は女性の健康診断項目(婦人科)を充実。また、社内委員会として「女性活躍推進委員会」を発足させ、女性活躍のための研修カリキュラムの導入を進めている。

今後、同社は社内で健康増進に関するノウハウを蓄える。「将来的にはサービスエリアなどで健康をキーワードにした新事業の展開にも結びつけたい」(青山社長)考えだ。

日刊工業新聞2022年2月24日

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