UMC、中国撤退ニーズを取り込み。電機や機械メーカーの生産請け負い
【さいたま】ユー・エム・シー・エレクトロニクス(UMC、埼玉県上尾市、内山茂樹社長、048・724・0001)は、中国事業に苦戦する電機・機械メーカーに対し、現地生産の撤退を支援する新事業を始める。中国での人件費・人民元高や優遇措置の撤廃、生産設備の陳腐化などに伴い、撤退ニーズが増大しているため。第1弾として大手メーカーの電源事業を年100億円単位で受託した。初年度は同事業で300億円の売上高を目指す。
これまでに受託生産の受け皿として、精密金型技術を持つ吉田製作所(静岡県小山町)の中国子会社(広東省東莞市)を買収したのに続き、東莞市郊外に約50億円を投じて延べ床面積2万平方メートルの新工場を建設しており、ここに既存工場1カ所を集約する。これにより、UMCの中国生産拠点は4カ所、総延べ床面積は7万6000平方メートルとなる。
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これまでに受託生産の受け皿として、精密金型技術を持つ吉田製作所(静岡県小山町)の中国子会社(広東省東莞市)を買収したのに続き、東莞市郊外に約50億円を投じて延べ床面積2万平方メートルの新工場を建設しており、ここに既存工場1カ所を集約する。これにより、UMCの中国生産拠点は4カ所、総延べ床面積は7万6000平方メートルとなる。
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日刊工業新聞2015年12月29日1面