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天草エアライン、唯一の保有機「みぞか号」が2月に退役フライト

天草エアライン、唯一の保有機「みぞか号」が2月に退役フライト

天草エアラインの初代みぞか号

 天草エアラインは、唯一保有する機材で16年間運航してきボンバルディアQ100(DHC-8-Q100)型機「みぞか号」が、2016年2月19日で退役することに伴い、2月7日に退役記念のチャーターフライトを実施する。

 みぞか号は2000年3月23日就航。「かわいい」を意味する天草の方言「みぞか」を冠した機体は、同社唯一の機材として、天草-福岡線と熊本線、熊本-伊丹線の3路線を運航してきた。現在は2月20日就航の2代目「みぞか号」(ATR42-600型機)への乗員訓練のため、天草-福岡線のみ運航している。

 2月7日に実施する退役フライトは、熊本空港を午後3時に出発し、1時間の遊覧飛行後、午後4時に熊本へ戻る。先着30人限定で、1人3万9000円(税込)。販売は12月25日午前9時からで、九州産交旅行センターのウェブサイトのみ受け付ける。

 天草の旬の食材を使ったお寿司や、初代みぞか号の1/100モデルプレーン、手作りの「エコかご」、天草エアラインのオリジナルグッズが含まれる。機内サービスについては、「天草エアラインが厳選した客室乗務員」(同社資料)が担当するという。

 天草エアラインは社員一丸となったサービスで、熱心なファンを獲得している。
吉川忠行
吉川忠行 Yoshikawa Tadayuki Aviation Wire 編集長
たった1機の飛行機で運航する天草エアラインが、2月7日に「みぞか号」の退役記念フライト。12月25日販売開始で30人限定です。2月20日からATR42-600の2代目みぞか号が就航します。

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