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DMG森精機、インド・ブラジルの工場計画凍結

DMG森精機、インド・ブラジルの工場計画凍結

森雅彦社長とネットワーク対応機「セロス」

 DMG森精機はインドやブラジルで計画していた工作機械工場の建設を取りやめる。2012年から米国、中国、ロシアと相次ぎ海外工場を建設してきた結果、2020年の売上高目標6000億円も既存工場で達成できると判断した。日独で建設中の工場を除き20年までは一切、工場を増やさない。これにより16年以降は、設備投資を通年の150億円から100億円に圧縮。浮いた資金を財務改善に充て、20年には自己資本比率50%台(15年9月末は29・0%)へ回復を図る。
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日刊工業新聞2015年12月25日1面
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役ブランドコミュニケーション担当
新興国リスクを回避するということだが、DMG森精機は国内の工作機械メーカーの中でインダストリー4・0への対応が最も早く前向き。その領域でドイツなどに負けずしっかり基盤を作ってもらいたい。

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