TPP商機を逃すな!大黒屋商店がすし専用米の輸出倍増
酢もなじみやすい「笑みの絆」
米穀販売の大黒屋商店(新潟県妙高市)は、海外向けすし専用米の輸出を拡大する。2015年の輸出量は合計15トン程度だが、16年は倍増の30トン以上を目指す。政府は環太平洋連携協定(TPP)の関税引き下げ効果を生かし、味や品質に優れる日本農産物輸出を支援強化する方針を打ち出している。すしブームを追い風に、海外すし店舗に日本産米の味をアピールする。
輸出するすし専用米「笑みの絆」は、農業・食品産業技術総合研究機構の中央農業総合研究センターが開発した。コシヒカリなどに比べ粘りけが少なくシャリ切りが良く、酢もなじみやすいのでにぎりずしに向く。
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輸出するすし専用米「笑みの絆」は、農業・食品産業技術総合研究機構の中央農業総合研究センターが開発した。コシヒカリなどに比べ粘りけが少なくシャリ切りが良く、酢もなじみやすいのでにぎりずしに向く。
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日刊工業新聞2015年12月22日1面