「グリーン水素」試験販売へ、大林組が建設した「地熱発電利用メガワット級製造プラント」の全容

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開所したグリーン水素製造プラント

大林組は、ニュージーランドで初めてとなるメガワット級グリーン水素製造プラントで製造した水素の試験販売を2022年1月にも開始する。同プラントは同国のトゥアロパキ・トラストグループが所有・運営する地熱発電所の敷地内に建設。地熱発電所から受電した100%の再生可能エネルギー電力でグリーン水素を年間100トン(燃料電池車の燃料換算1000台分に相当)を製造する。

同プラントは2018年、大林組とトゥアロパキ・トラストが同国の北島北部タウポで建設を開始した。21年3月に完成し、9日に開所した。

グリーン水素の製造と販売に向けたサプライチェーン(供給網)の構築は、18年11月に両社が共同出資で設立した事業会社ハルシオンパワーが担う。その上で、当面は本格的な販売に向け試験販売を通じて技術・制度的な課題を把握しながら普及に向けた戦略的な価格設定などを行う。

販売したグリーン水素は、公共交通機関や物流施設などの車両用燃料、化学薬品工場の原材料など産業用途での活用が見込まれる。

日刊工業新聞2021年12月15日

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花王 ステイブライト

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