【音声解説】広がる大学の「データサイエンス教育」。その現状と先進事例

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63回目は「データサイエンス教育を全学展開、東京理科大が持つ人材輩出力の格別」という記事をきっかけに大学におけるデータサイエンス教育の現状について、編集局科学技術部の山本記者に聞きます。記事と合わせて音声解説をお楽しみください。
実際の放送はこちら↓↓↓

東京理科大学はデータサイエンス(DS)に関する教育プログラムを全学で展開する。全学部・全大学院生や社会人学生、研究者・教員をすべてカバーするのが特徴。DS関連のソフトウエアを手がける米SASインスティチュート(ノースカロライナ州)の認定証を取得できるプログラムに注力する。数理統計学の研究者育成の強みに加え、DS教育の拡充で理工系の他大学との差別化を図る。

東京理科大はDS教育で米SASの日本法人と連携し、2021年度から全学部・大学院生を対象に「共同認定資格プログラム」を始めた。SASソフトウエアのスキル習得で、SASの国際的な認定証を得られる。すでに約100人がプログラムに登録した。

これまで社会人が多い夜間の理学部第二部数学科でDS、統計学入門、数理モデリングなどを実施。ここでのSASプログラムを全学に広げた。

また、21年度に始まったDSセミナーではトップバッターがSASということもあり、質疑応答が1時間も続くなど高い反応が得られた。

SASでのインターンシップ(就業体験)は、データの品質を高める「クレンジング」などの実務を1―2カ月かけて体験する。DSのインターンシップは第一生命保険など他企業とも手がけるが、いずれも少数の募集でソフトウエア利用経験や、学部生でなく大学院生を指定するなど、高度な活動となっている。

同大のDS研究に向けては、22人の研究者が所属する同大統計科学研究部門で高度な統計科学セミナーを開始した。「数学×人工知能(AI)」の学内共同研究を狙った教員向けセミナーも行っている。

多様なプログラムを通じて学部・大学院生、社会人学生、研究者・教員を問わず、DSの知識やスキル習得を強化していく。

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