圧巻!国内最大のメガソーラー、11月稼働

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建設が進む国内最大のメガソーラー
 清水建設はユーラスエナジーホールディングス(東京都港区)から請け負った大規模太陽光発電所(メガソーラー)「ユーラス六ヶ所ソーラーパーク=写真」(青森県六ケ所村)建設工事で、約51万枚の太陽光パネル敷設をほぼ終えた。同発電所は、むつ小川原開発地区内の千歳平北地区(約113ヘクタール)と鷹架地区(約140ヘクタール)があり、合計出力11万5000キロワット(一般家庭約3万8000世帯分)。7月にも試運転に入り、11月から国内最大のメガソーラーとして稼働する見通しだ。

 千歳平北地区は起伏のある土地で、H形鋼7万400本を地中に打ち込み、パネル架台の基礎にする工法を採用。鷹架地区は平たんな地形で、厚さ20センチメートルのプレキャストコンクリート(PC)5万7600枚を敷設してパネル架台基礎にした。

 2013年7月から約2年の工期だが、積雪寒冷地で冬季は工事を進められないため、実質的な施工日数は休日を除き350日程度。全自動ブレード制御ブルドーザーによる土地造成など情報通信技術(ICT)も駆使し、東京ドーム約50個分の土地に太陽光パネルを敷き詰めた。

★メガソーラーのランキング(稼働・建設中)
※順位、場所、規模(太陽光パネルメーカー)、主要事業者、

1位 青森県六ケ所村、14万8000kw(三菱電機と米サンパワー)、ユーラスエナジーHD、

2位 大分市、8万2000kw(韓ハンファQセルズ)、丸紅         

3位 鹿児島市、7万kw(京セラ)、京セラ

(計画中の最大)長崎県佐世保市、43万kw、京セラ・オリックスなど

日刊工業新聞2015年04月17日 建設・エネルギー・生活面の掲載記事に加筆

COMMENT

松木喬
編集局第二産業部
編集委員

青森県六ケ所村の国内最大のメガソーラーについて記事本文中は出力「11万5000kw」となっていますが、他のメガソーラーと比較するために直流ベースに直すと「14万8000kw(148MW)」です。再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が12年7月に始まると各地にメガソーラーが出現しました。買い取り価格の下落、条件のよい建設地の減少、電力系統との接続問題があり、そろそろ大型メガソーラーの需要は一段落したようです。計画中の長崎・佐世保の43万kwのメガソーラーは世界でみても最大と言える規模になります。計画通りに着工できるのか、楽しみです。

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