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「多言語自販機」日本コカが東京五輪までに全国8万台へ

英語、簡体中国語、韓国語など計15言語に対応
 日本コカ・コーラは訪日観光客や外国人労働者の増加を踏まえ、飲料の自動販売機の多言語対応を始めた。英語、簡体中国語、韓国語など合計15言語に対応し、製品名や購入方法を案内する。スマートフォンで2次元コードにアクセスすると、より詳細な情報を入手できる。すでに一部の自販機で試験提供しており、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年までに全国8万台に増やす。

 自販機の商品陳列では、商品の下に製品名かカテゴリーを英語、簡体中国語、韓国語の3言語で表示。「コカ・コーラ」「ファンタ」のグローバルブランドについてはブランド名、「ジョージア」「綾鷹」など日本発商品はコーヒー、お茶などカテゴリーで表示する。さらに外国人客が商品を購入しやすいよう、自販機本体に購入時に必要な100円、10円硬貨などを示したイラストを掲示する。
日刊工業新聞2015年12月16日 建設・エネルギー・生活面
斉藤陽一
斉藤陽一 Saito Yoichi 編集局第一産業部 デスク
自分が海外に行ったときのことを考えると、購入時に必要な硬貨を示したイラストを掲示する、というのがとてもありがたいです。

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