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ゴーン氏、日産社長の後継者は「日本人が望ましい」

ゴーン氏、日産社長の後継者は「日本人が望ましい」

CEOの続投に意欲を見せるゴーン氏

 日産自動車のカルロス・ゴーン最高経営責任者(CEO)は15日、日刊工業新聞社などのインタビューに応じ、仏ルノーと進めている機能統合について「2016年に次のステップを発表する」との方針を明らかにした。

 自身の進退について「ルノーと日産の株主の信任を得ている限り続けたい」と述べた。自身はルノーのCEOも兼務しているが、「後継者がルノーと日産の両社で信任を得るのは難しい」とし、ルノーと日産それぞれに1人ずつ経営トップを配置することが妥当との考えも示した。

 後継者については「あくまで取締役会で決めることだが、日産のトップは日本人であった方が望ましい」とした。
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日刊工業新聞2015年12月16日3面記事から抜粋
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役ブランドコミュニケーション担当
ゴーンさんは進退や後継については毎回同じことを言ってるから。でも今回、仏政府との交渉で多少なりとも気持ちに変化があったかもしれない。まずルノーのCEOを退任する時が、両社の関係がまた局面展開するきっかけになる。

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