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総投資額は1300億円、三井不動産が米国の医療産業集積地に相次ぎ進出の狙い

総投資額は1300億円、三井不動産が米国の医療産業集積地に相次ぎ進出の狙い

米研究室・オフィス併設型施設(イメージ)

三井不動産は、米カリフォルニア州にある2カ所の医療産業集積地に進出した。同州サンディエゴ市と同サンフランシスコ市の研究室・オフィス併設型施設の開発事業に参画した。同社はすでに医療関連の研究が盛んなマサチューセッツ州ボストン市の開発事業にも参画済み。今回の発表により、米国3大医療産業集積地へ進出を果たしたことになる。三つの開発事業を合わせた総投資額は約1300億円。 サンディエゴ市の研究室・オフィス併設型開発事業「トーリービュー」と、サンフランシスコ市の同様の併設型施設を含む複合開発事業「ミッションロック第1期」に参画した。ボストン、サンディエゴ、サンフランシスコは米国有数の大学が所在し、「全米3大ライフサイエンスクラスター」として名をはせているという。 三井不動産は2019年から、医療産業向けの研究室・オフィス併設型施設の開発を国内外で強化している。
日刊工業新聞2021年11月2日

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