仕事と介護の両立 支援環境整備へ新制度

助成金で後押し

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東京都産業労働局は2015年度東京都中小企業ワークライフバランス実践支援事業の新メニューとして「仕事と介護の両立奨励金」を新設する。労働時間の削減など、仕事と生活との両立支援体制の整備など働き方の見直しに取り組む中小企業を助成金で後押しすることで取り組みやすくする。助成額は定額で40万円。

 相談窓口の設置と研修会などへの参加、従業員への社内制度の周知、仕事と介護に関する従業員ニーズ調査、働き方の見直し、社内外への計画などの発信の全5項目を実施した場合に助成する。

 事前エントリー受付日は第1回が15日、第2回は6月15日、第3回は7月15日、第4回が8月19日。問い合わせは雇用就労部労働環境課(03・5320・4651)へ。

日刊工業新聞4月14日列島ネット面

COMMENT

神崎明子
東京支社
編集委員

ワークライフバランスは、いまだに女性活用の観点で語られるケースが多いが、働き盛りの世代にとって、これからは親の介護の問題が切実になる。長時間労働を前提とした従来型の働き方では当然、立ちゆかなくなり、限られた時間でいかに仕事の成果を上げるかが問われる。ワークライフバランスを「女性の問題でしょ」の一言で片づけている経営者や管理職には、自身も関わる問題であると認識するべきだ。

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