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コンビニ棚を確保せよ!伊藤園が500mlで高さ低めの容器投入

7日から「お〜いお茶」と「黄金烏龍茶」で
 伊藤園はコンビニエンスストアなどでの棚確保を狙い、容量500ミリリットルで高さを低くしたホットタイプのペットボトル緑茶飲料とウーロン茶飲料を7日に発売する。500ミリリットルは200ミリ―350ミリリットル飲料よりサイズが大きく、ボトルの身長が高いため陳列場所が限られる。特にウォーマー(加温器)を使うホット商品は条件が厳しく、背の高い商品は不利になる。高さが低い新容器(写真左)でホット商品棚を確保する。

 新容器商品は「お〜いお茶」「黄金烏龍茶」で、烏龍茶は脂肪吸収を抑える特定保健用食品(トクホ)飲料。鉄観音と黄金桂の希少ウーロン茶を使用した。消費税抜き価格は緑茶飲料が140円、ウーロン茶飲料が150円。ウーロン茶はホット飲料以外に、コールド飲料でも取り扱う。「トクホ飲料も最近は大容量商品が好まれ、棚の確保が課題」(同社)という。

 期間限定も含め、入れ替えが激しいコンビニでは棚の確保が重要。ボトルの高さを低くした商品はサントリー食品インターナショナルも発売している。
日刊工業新聞2015年12月1日生活面
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役ブランドコミュニケーション担当
ホットは350mlで結構十分な量があると思うが。最近はお得感出す600mlタイプもあるし。たしか、ペットボトルの出始めは無駄をなくすため業界で500mlに統一しようという自主規制があったと記憶するが。

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